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粗悪カスタム実態レポート

エムザではリペアサービスを開始してからカスタム携帯に関する色々なご相談やご依頼をお受けするようになりました。
その中でも最近オークションで購入した商品のリペア依頼が急増しております。
更に粗悪品とも取れるカスタム携帯が販売されている実態が見えてきた事とカスタム携帯のイメージ正常化の為
症例としてレポートしていきたいと思います。

◎カスタム携帯をオークションなどで購入時、故障などに備え注意していただきたいこと

1・カスタム携帯を販売目的で出品されている場合、実店舗の有無や特定商取引法に基づく表示があるか。
  
商売でやっている以上身分を明らかに出来ないような業者は要注意ですよね。
   仮にホームページやブログがあったとしても告知無しに突然閉鎖
   メールなどで連絡するが音沙汰無しなんてことも・・・

2・アフター面は事前にチェックしましょう
   
オークションで見られるノークレームノーリターンなどの表記がある場合は要注意です。
   落札してしまえば当然同意したものとみなされます。万が一故障した際の保証などは必ず
   事前に確認しましょう。

3・連絡先は必ず控えましょう
  最近Y!オークションでは 個人情報保護の観点からメールアドレスを公開しない
  取引ナビでの連絡になっています。
   メールアドレスは当然のこと住所や連絡先も必ず控えておきましょう。
   取引ナビは一定期間は保存されますがその後は削除されてしまいます。




そして 最近目立つのは知識の浅い方がカスタムし販売されたと思われる粗悪カスタム携帯です。これはエムザの主観ですがあまりにも酷いと思うカスタム携帯をご紹介したいと思います。



◎CASE1 電源入らず・・・(P904iの場合)

カスタム携帯P904
電源が入らなくなってしまったとのことでエムザリペアサービスをご依頼いただきました。

外観チェックです。傷や破損は後々のトラブル防止のためエムザではあらかじめチェックしておきますが・・・
いきなり開筐痕です。いや違います。なんとボディの爪が浮いちゃってます。
通称「おたふく」・・膨れ上がった本体


さらに

これはヒンジを分解するときに無理な力をかけたのでしょうか
ヒビがはいっています。

通常の使用でつくような傷ではありません。間違いなく分解痕の一種です。
なぜこうなるかはプロなら理解できるはず・・

カスタム携帯P904
いよいよ分解です。

これは酷いですね。絶縁用でしょうか布製の保護テープがてんこ盛です。
厚みが0.2mmくらいのテープが左右あわせて合計6段重ねです。これではきちんとボディの爪が噛まないわけです。
今回の場合は圧迫されてボタン面も膨らんでいましたし爪もご覧のとおり破損していました。
恐らく最初はきちんと爪もかみ合っていたのでしょうが圧迫で後々破損したと思われます。
無駄なく作られた携帯が・・台無しです・・

カスタム携帯P904
電源が入らないとの事で詳しいカスタム内容は不明とのことでしたが配線を追っていくと
ボタン面LED交換
スピーカー内部にLED埋め込み
サイドボタンにLED埋め込み
光アイコン部分のLED交換

こんなとこでしょうか?

そしていよいよ電源が入らないと言う根底の部分に迫りますが
そこにはさらなる事実が ・・・続きはまた後日(2007/10/09更新)
あれだけ詰め込めば強化プラスチックの爪も割れてしまって当然!でしょう。


まずは絶縁テープをそ~っと剥がしてみました。
なにやら硬い物がへばりついていたのでよくみてみると・・・

基板の破片のようなものに配線が半田づけしてありました。
おたふくになる理由その2ですね。
半田はかなり雑でへたしたらこの破片みたいな基板が携帯電話の基板やお財布ケータイ(Edy)のアンテナ部分をも損傷しかねない状態です。

見ていて怖くなりました。
配線はもう少し気を使って工夫して欲しいところですね!


これはなんでしょう?

じつはサイドボタンに取り付けられていたLEDです基板をはずしたらくっついて出てきちゃいました。
両面テープにぐるぐる巻きにされてハ●ク●みたいになってます。
出品された方はこれをクラシックブルーと呼んでいたらしいですが・・・
両面テープでぐるぐる巻きにすることで色を変えたんでしょうか?
なぜこんなにぐるぐる巻きにしたのでしょうか?
この行為自体がよく分かりません。

ぐるぐる両面テープの上に更に絶縁テープ。光ることを否定されたサイドボタンのLED?


そしてこれがボタン部分です。
ん?LEDの抵抗が全部ない・・・
しかもスズメッキ線のようなものでご丁寧にジャンパー(短絡)してあります。

いわゆる粗悪明るさUP術ですね!これ一番危険な行為です。間違ってもやってはいけません。
よ~く調べてみると、そのご丁寧にやったつもりのジャンパー線が基板のマイナス側に接触してるではないですか!
原因はこれです。
ここはボタンを押す事で少なからず圧力がかかる場所です。始めは平気だったのでしょうが押されてるうちに基板の絶縁コーティングがはがれリークしたものと思われます。

しかも抵抗を外す事によってLEDにかかる電圧は規格をはるかにオーバーしています。完全にオーバーロードです。LEDが点灯しなくなるのも時間の問題ですし流れる電流は相当なものになるでしょう。結果予期せぬトラブルになります。(2007/10/11更新)
抵抗全外しの基板。きちんと抵抗つけてればこんな事にはならなかったはず。


すべてのジャンパーを外して明るさUP用の抵抗を取り付けました。

そしてサイドボタン部分のLEDを交換して・・・

スピーカー部分の配線や他の配線もすべてやり直しました。

危うく基板交換になりかけたP904iがちゃんと生き返りました!!


どうでしたか?せっかく落札したカスタム携帯も故障したり出来栄えが悪かったりしたらガッカリですよね!
是非ご参考にしていただきこのような粗悪携帯を落札・購入しないようにご注意くださいね!

外観は平気でも中身は結構無理な改造を施してある場合も多いようです。

心配な方はご相談をお受けいたしますので遠慮なくお問合せくださいね

・・・匠(200710/18 CASE1完結)




※このレポートはあくまでもエムザの主観のもと書かせていただいておりますがいかがでしょうか?
ご意見や同じような不安・お悩みをお持ちの方がいらっやいましたらこちらよりご相談下さいネ!

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